症例別インプラント治療法
おいしいものを、おいしく食べて、笑って、豊かに過ごすには「歯」の健康が大切です。 歯を失った悩みに対する治療法として効果的なのがインプラントです。
インプラントの前に
インプラントとは、顎の骨の中に人工の歯根を埋め込み、上部にかぶせ物や入れ歯(補綴物)を取り付ける治療方法です。
インプラントを埋め込む場所によって、また、健康状態によって治療ができるかどうかを検討し、メリットとデメリット、アフターケアなどについて、十分納得していただいてから治療が始まります。
治療の基本
歯1本の喪失部に1本のインプラントを埋め込むのが基本です。
3本以上の歯を喪失した場合は、必ずしも喪失歯数分のインプラントが必要とは限らず、上部にかぶせ物や入れ歯を作った時の噛み合わせの力を適正に受けとめることができるか、対応できるか等に配慮しながら、本数を決定する必要があります。
治療の期間
インプラント埋入後、骨と結合するまでに2カ月~6カ月の安静期間をとります。
その後、2回目の手術で、インプラント(人工歯根)上部に支台(アバットメント)を取り付け、歯ぐきの治癒を待って型を取り、補綴物を製作します。
症例と治療法
インプラントの本数
◎…問題なし ○可能 △可能だが将来的に不安あり
上顎
上の歯すべて喪失した場合
●入れ歯を安定させるには
4本以上…◎ 3本…○
上顎は下顎と比べ、より強度が必要となります。
顎の骨の盛り上がり具合などにより入れ歯の設計が異なります。
前歯6本を喪失した場合
4~6本…◎ 3本…△
骨が薄い場合は、骨を造成するなどの特殊な処置が必要となります。
奥歯4本を喪失した場合
4本…◎ 3本…○ 2本…△
副鼻腔までの骨の厚さが足りない場合は骨を造成するなどの特殊な処置が必要となります。
下顎
下の歯すべて喪失した場合
●入れ歯を安定させるには
2~4本…◎
この上に取り外しの入れ歯をかぶせます。
●固定式のブリッジを使うには
10~12本…◎ 6~8本…○ 4~5本…△
顎のアーチの形状や骨の状態によって、インプラントの本数が異なります。
前歯4本を喪失した場合
3本…◎ 2本…○~△
骨が薄い場合は、骨を造成するなどの特殊な処置が必要となります。3本…◎ 2本…○~△
骨が薄い場合は、骨を造成するなどの特殊な処置が必要となります。
奥歯3本を喪失した場合
3本…◎ 2本…○~△
骨の吸収が著しい場合はインプラント治療ができないことがあります。顎骨の中の神経と血管の通る太い管までの骨の厚さが足りない場合は、骨を造成するなどの特殊な処置が必要となります。
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