京都のお寺
昨年12月に関西で歯科講演会があった時のこと。
ちょこっと京都に行ってきました〜その2〜。
阪急河原町から祇園の花見小路の石畳を歩いて行くと建仁寺にたどり着きます。
禅宗の臨済宗建仁寺派大本山です。
俵屋宗達の「風神雷神図」や法堂天井画「双龍図」(図は建仁寺Websiteより抜粋)で有名です。
今回は、その中にある14の塔頭の一つ、お目当ての両足院(りょうそくいん)を訪ねてきました。
このお寺は、もとは知足院といい、その寮舎であった也足軒と合併し、知足院と也足軒の「二つの足」に因み両足院と称するようになったといいます。
両足とは、知恵と慈悲の両方が足りているという意味になるそうです。
また、饅頭(まんじゅう)は、南北朝時代、1349年、禅僧の龍山徳見が中国より帰国した際に日本にもたらされたとのこと。
その後、日本で初めて餡(あん)入りの饅頭が作られ、やがて饅頭は、寺院に集う上流階級の間で評判になり、その後、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康にも愛され、日本を代表するお菓子となったとのこと(写真は、両足院茶席で出される月星紋の饅頭)。
「う〜ん、美味い!」いいお寺さんでした。