座右の銘
きっとほとんどの日本人は、寺社めぐりが好きだと思います。その証拠に、新型コロナが収束とまではなっておらず、まだまだ海外からの旅行者はわずかなのに、京都の名勝地である清水寺や八坂神社などは、あふれんばかりの観光客で賑わっているといいます。もちろん、私も寺社仏閣めぐりは大好きで、娘が京都の大学在学中は毎年、京の都を訪れ、十七の世界遺産スポットを含めて旅歩きをしたものです。コロナ収束までもう一息。さすがに、この数年は、京都まで行けずにいるので、以前のように安心して旅行ができるようになる日を楽しみにしております。
さて、今月は、そのお寺と神社の違いをおさらいしましょう。私の母方の実家は、禅宗一門の宗派のお寺です。そのため、祖父や叔父、従兄弟が歴々と和尚を務めております。物心がついたころから、何と不信心な(;O;)ことに、寺の山門周りや本堂で遊んでいました。さすがに人様のお墓は,恐くて近寄れませんでした。そんなことでお寺はなじみがあるところで、亡くなった人々のご冥福や極楽浄土を願うところと考えていました。もちろん、寺とは、宗派が数々あれども、仏陀(お釈迦さま)の教えに基づく仏教ですね。一方で、大人になるまで神社というものが、わかっていませんでした。今回、少しだけ整理してみました。
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●お寺
お経は、釈迦が説いた教えを記録した教典のこと。
主に教えを説くことを仕事とする僧侶は「和尚」、一般には「お坊さん」とも呼ばれています。葬儀を行ったり、寺や墓地の管理を行ったりするのもお坊さんの仕事です。
女性の僧侶の場合は「尼」と呼ぶのが一般的。
神社
神社とは「神道の神を祭り、祭祀(さいし)や参拝のための施設のある所。また、その建物。」となっています。神社で神に仕えている人は「神職(しんしょく)」,一般的には「神主(かんぬし)」といいます。その中でも神社の責任者となる人は「宮司(ぐうじ)」と呼ばれます。神職の補佐する役割の女性は、「巫女(みこ)」と呼ばれます。
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お寺や神社を訪れたなら、最も重要な点は、これ。寺では、拍手せずに、静かに合掌!決して、パン・パンと手を叩いてはいけません。神社は、通常、「二拝二拍手一拝」!パン・パンと二拍手したら、じっくりとお祈りしましょう。私は、神社や神棚での祈りは、少しの願い事を神に頼み、たくさんの感謝を伝えるようにしようと心がけています。が、実のところ、まだまだ未熟者で、願い事が多くなっちゃうのでした。私、六十歳を超えても、いまだに修業が足りない! と思う日々が続きます。
「継続は神仏の信頼を得る」
(日蓮宗大本山池上本門寺学監、日蓮宗本住寺住職 山口顯辰さん)
2018年 港町歯科クリニック30周年記念の日に頂戴した言葉を胸に刻んで精進し、たゆまぬ努力をしております。
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