薪ストーブの現実
これから梅雨の時期になるところですが、雨のない休日には薪割りに勤しんでいます。
薪ストーブの家が最近増えていますが、我が家も今年で薪ストーブ6年目に突入です。
冬は圧倒的な暖かさで身体の芯から暖まることが大きな魅力です。その恩恵を受けることと引き換えに、薪を準備するのが大仕事です。薪は割ったあと、しばらく乾燥させないとよく燃えるいい薪として使えません。1年2年と乾燥させると色が薄くなりいい燃え方をします。よくまわりから「薪ストーブいいですねえ」と言われますが、意外と苦労の多い代物です。まず、薪を割るのが大変。トラック2台分の薪の玉切り(45cm幅で切ったもの)が届きます。太いものはかなりの重量なので、肩・腰にダメージが出ないよう自分の身体と相談しながら運んでいます。次に、虫が家の中に入りやすいこと。薪の中に潜んでいる虫が突如出てくることがあります。虫が苦手な人には不向きと言えます。意外と薪ストーブの現実はきびしいものですが、冬は火を見ながら幸せな気分に浸れるため、身体の続く限りがんばろうと思います。