ザ・ルート46
「車を走らせていると、次から次に大型長距離トラックやトレーラーとすれ違う。道路は、曲がりくねり、急カーブも多数ある。 冬期間は積雪がある上に、凍結もするため一層神経を使う。」
これは、秋田市から盛岡市に至る重要路線の国道46号線のことです。
それにしても、いったいどれだけの回数、この道を走行したのかを振り返ってみました。
さかのぼれば、昭和63年(1988年)に北海道から秋田に戻り、平成元年度から岩手医科大学の歯科矯正学講座に専攻生として入局しました(現在も在籍中です)。
多い時は月数回、岩手医大に勉学へと行って、1990年代を過ごしました。
当時は、秋田新幹線が走っていなかったので、時間的に車が圧倒的に便利でした。
平成9年に「こまち」が運転を開始したものの、結局、動きの自由度が高いため、いまだに車で往復しています。
ミレニアムを迎え、子どもたちが、雫石スキー場のジュニアクラブであるチームインターアルペンに所属し、今度は冬場に毎週のように約7年スキー場通いを行いました。
岩手高原、網張、安比高原という大きなスキー場にも、大会や練習のために、車を運転して送迎したのですが、いずれにしても、必ずルート46を突っ走ったのです!
国道沿いには、いくつかドライブインとなるポイントがあります。
秋田から岩手に抜ける連続するトンネルに入る前、仙岩峠の茶屋は、昭和の雰囲気を色濃く残した昔ながらの風情が面白いですね。
峠を越して雫石に入ると「あねっこ」もひと休みの道の駅。ここは、いで湯の里という愛称のように、日帰り温泉も楽しめます。
約2時間半の道中は、季節の移り変わりを五感で味わいつつ、このように魅力あるスポットが多数あるわけです。
その後も、岩手医大に娘が在学したため、盛岡とのご縁は途切れず、今年の3月まで勉学(家事?)支援や何やらで(主に家内が)月数度、ルート46を疾走していました。
その甲斐あって、国家試験の結果は、めでたく『サクラサク(桜咲く)』となり、佐藤家3代目の歯科医師が誕生しました\( ^o^ )/
さて、いよいよ4月になりました。
まもなく、秋田でも桜の便りが聞こえてくることでしょう。
新年度を迎え、当クリニックでは、フレッシュなスタッフを迎え入れました。
態勢を整え、気持ちを引き締めて、皆様のご健康を守るために研鑽を重ねております。ご来院をお待ちしております。