現代アートに触れる
こんにちは。
勤務医の花田です。
先日、秋田公立美術大学の学生による現代アート展を見に秋田県立美術館に行ってきました。
展示のテーマは、普段何気なく目にするものをいつもと違った見方をしてみて、また新たな価値を見出そう、というものでした。 スーパーのショッピングカートを外に連れ出して一緒に旅をした記録を綴った作品や、雄物川を普段見ない目線の位置から定点観測した映像作品があったり、それぞれテーマに対するアプローチが違って面白かったです。
写真はみかんの皮を綺麗に並べて壁に飾っている作品で、廃棄されるものに新たな価値を見出そうというメッセージが込められていました。
確かに私たちは固定観念に縛られすぎているのかもしれません。一つの物事を違う方向、違う環境で見てみたり、掘り下げて調べてみたりすると、また新たな世界が大きく広がって面白いなぁとしみじみ感じました。
展示ホールの隅に段ボールが積んであり、おお、これも現代アートか!と思ったら普通のゴミでした。美術館に置いてあるものは何でも現代アートに見えてしまうくらい感化された私なのでした。