いよいよ2021年 秋の候
8月は、豪雨による被害が各地で多発しました。
9月は、台風の発生がピークとなる時季なので、油断できません。
ところで、今年になってからお天気のニュースで耳にする「線状降水帯」って何でしょうか?
どうやら国を挙げての新たな対応のようです。
気象庁は6月17日から、「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を始め、雨量が一定の基準を超え、降水帯域が「線状」になった場合などに発表する用語でした。
2018年8月に山形県から秋田県にかけて確認された線状降水帯のイメージ(山形地方気象台作成)図をご覧ください。
思い起こせば、ちょうど、この日のこの時間帯に、東北大学の研究会を終え、車で帰宅の途について走っておりました。バケツをひっくり返したような激しい雨に当たり、道路は水浸しで川のようになり、水しぶきであたりが見えなくなる状況で、身の危険を感じ、少し高台のパーキングエリアを見つけてひと休み。そこから自宅に「相当ヤバイ集中豪雨に遭っちまったので、災害に見舞われるかも知れないから、伝えておく…。」とTELを入れました。
その後、慎重に降雨と道路の状況を確かめながら、どうにか無事に帰って参りました。
皆様も、この秋、天気予報を見ながら警戒をし、日々安全にお過ごしください。
さて、2021年の当診療所のハイライトをお知らせいたします。
現在の建物は、1996年7月に移転して開院したので、今年で25歳となっています。
ここ数年、古くなった設備の更新をし、11台ある診療チェアは、2015年に1台目を新品に交換。
その後、毎年のように、古いチェアから新品に入れ替えて、2021年の本年までの6年をかけて、10台を新機種へと交換しました。国産の優秀なメーカー品(トヨタのようなもの)を8台、ドイツ製の高価で高機能なチェア(ベンツですかね!)2台で、スペックには、いくつかのバリエーションがあります。
また、当クリニックでは、長年、スイスのEMS社の専用パウダーを超微細なウォータースプレーと共に射出して歯のプラークや着色を除去するエアフロー(AIRFLOW)という優れものを3台使用して、「スペシャルなお口のクリーニング」を行っております。
そこで、このたび、7台のチェアに新型のEMS社製エアフローを搭載し、8月2日から、皆様への歯科医療サービスとして、提供しております。つまり、すでに、この新兵器でのクリーニングを受けた方もたくさんいらっしゃるということになります。
来月号から、その詳細について、この通信にてご紹介する予定です。
さて、夏が終わり、残暑厳しい中でも、少しずつ日が短くなってきますね。過ごしやすい良い季候となりますので、皆様もこの機会に「お口の健診の秋」として来院ください。お待ちしております。