子どもの成長は早いもの
これから卒業、入学、進学、新社会人として就職のシーズンですね。別れと出会いが交錯する季節。
我が家の長男も3月で小学校を卒業し、いよいよ多感な時期の中学校生活がスタートです。
学生服を着て、徐々に身長が伸びていく息子の姿に親として嬉しくもあり、少しずつ独り立ちしていく様子に一抹の寂しさを覚えるときもあります。
先日、日帰り温泉に息子といった時の話。
脱衣所にデジタル体重計が置いてあり、「パパ、体重37㎏だったよ」とわざわざ報告にきました。おそらく体重が増えて本人も自身の成長を感じて嬉しかったのでしょう。
どれどれと近くへ見にいき、「もう一回乗ってみな」と私が言い、乗る息子のかかとの後ろから私が足の親指で体重計に力をかけ、42㎏近くにしてみました。「あれ、おかしいなぁ」困惑している彼の表情が面白くもあり、可愛く見えました。
「太ったんじゃない?もう1回乗ってみな」と言いながら笑いをこらえるのに必死でした。首を傾げながら5回も6回も乗り続ける息子、親指をしつこくのせて体重を操作する父親…。
あまりに気付かないので、いたずらしていたことを白状すると「なーんだそうだったのか、おかしいと思ったんだ」と、ホッとした表情で笑っていました。
日常のこんなくだらないことで、笑い合える関係はいつまで続くのでしょうか。
最近は、成長に伴う子育ての難しさを感じることが多々ありますが、自分も親として楽しみながら成長していければと思います。