なすの花ずし
毎年、この時期に横手市の実家に帰省した際、必ず食卓に並ぶものの1つに「なすの花ずし」があります。「なすの花ずし」とは、丸なすを輪切りにし、炊いたもち米、菊の花、南蛮をかさねて作る漬物で、いぶりがっこと並ぶ、県南地方の代表的な漬物です。幼い頃は、好んで食べた記憶はないのですが、実家を離れてから、冬になるとなんとなく食べたくなります。私の実家では作っていませんがご近所の方々からたくさんいただいていて、甘い物、しょっぱい物、いろいろな味を楽しんできました。秋田市内のスーパーでもたまに見かけるので、一度食べてみてください。(O)