スタバでノマドって、何
もう、10年以上前のことだろうか、シアトルのパイク・プレース・マーケットのすぐ近くにあるスターバックス・コーヒーに行きました。
意外なほど、地味なお店でしたが、そこが、全世界に店舗を広げたスタバの第1号店(1971年創業)と知っていると、厳かなオーラのようなものを感じたことを覚えています。で、その証拠の記念写真を撮ったのですが、それが見つからない…。きっと、それを捜していないときに、どこからかひょっこりと出てくるのだろうなぁ、と楽しみにしております。
さて、皆様は、「ノマド」って聞いたことがありますか?
私は、講演会や学会で出かけた先で、空き時間があれば、スタバを探し、ノマドワーカーとなっています。
「ノマド」というのは、英語で「遊牧民」という意味。転じて、通常の仕事場以外のWiFi環境の整った所に出かけて、パソコンやスマホ、タブレットを使って、お仕事をすることをノマドと言うようになったのです。
スタバの良いところは、店内禁煙は当たり前として、フリーWiFiであり、飲食品を注文すれば、長い時間にわたって居ても、制限されることがないことです。もちろん、充電もできるわけです。というわけで、私にとって、とても使い勝手がよいスタバです。
さらに、スタバでは、日本のいいこと・いいとこに触れる趣向に富んだ店舗もあります。
弘前公園の目の前にあるお店は、1917年建造の陸軍第八師団官舎であった登録有形文化財である歴史的な洋館をそのままにして作られています。また、京都の清水寺に上がる二寧坂にある、美しく整えられた石畳の路面にあるヤサカ茶屋店は、大正期に建築された京町家を改修して作り上げたという、畳の座敷もしつらえた、外国人観光客にとっては、たまらない魅力的なお席になっているようでした。丸い窓もあり、禅の世界で言えば、「悟り」へといざなってくれます。 非日常的な味わいを感じるお店としては、神戸のポートタワーを見上げる、メリケンパーク店でしょう。2017年に、開港150年を数えた神戸港を、船をテーマにデザインされた店内から見る風景は、格別な開放感があります。
このように私にとっても、心地よいサードプレースになっています。が、ふと考えたら、日本の第一号店って、行ったことないなあ…。
調べたら、銀座松屋通り店でした。レッツトライ!
ちなみに、「スターバックスコーヒーでアップルのノートパソコンマックブック・エアーを得意顔で操る人」のことを、ドヤラー(ドヤ顔してやってる)というらしい。私も、マックブックユーザーなのだが(*_*)。
さて、真夏になりました。もうすぐ、秋田竿燈祭りです。今年も熱中症に十分な対策をしていただき、お口の定期的なクリーニングにお越し下さい。
診療室内は、涼しい環境を整えて一同お待ちしております。