新時代「令和」スタート
いよいよ「令和」になります。
当クリニックは、昭和63年、平成に変わるおよそ半年前に開業しました。それから、まさに、「継続は力なり」と信じて、平成とともに歩んだ30年と11カ月でした。
チコちゃん/「ねえねえオカムラ、『継続は力なり』って、言ったのは誰?知らないの…?ボーッと生きてんじゃねーよ!」
答えは(諸説ありますが)、浄土宗の宗教家である「住岡 夜晃(すみおか やこう)」氏、「讃嘆の詩(さんだんのうた)」とのこと。
青年よ強くなれ 牛のごとく、象のごとく、強くなれ 真に強いとは、一道を生きぬくことである 性格の弱さ悲しむなかれ 性格の強さ必ずしも誇るに足らず 「念願は人格を決定す 継続は力なり」 真の強さは正しい念願を貫くにある (続く)
その意味は、いくつかあげられますが、私の解釈は次のようになります。一つのことを貫くことで、念願が叶い、充実した人生を送ることができる(はず?)。信念なく移り気な活動をしていては、良い成果を得ることができない(だろう?)。こうして、継続していくためには、良い意味での変化が必要です。そこで役立つ教えは、
「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」
ではないかと思います。
出典は、ヒンズー教徒からだとか、心理学者ウィリアム・ジェイムズとか、いくつかいわれています。以前から、心が変わるということは、どういうことなのか、考えていました。何か強力なきっかけがあって、大きく発想が転換される(念願を持つ)ことがスタート地点。それにより、行動が変化して、順応するように脳細胞が変化していく。そのサイクルの繰り返しがポジティブに回り出すと、到達点は、別人のような脳細胞が構築され、良好なる運命へ変わっていくということでしょう。さらに、当クリニック創立30周年を記念して、日蓮宗大本山池上本門寺 学監であり、日蓮宗本住寺 山口顯辰ご住職より、もうひとつ特別なお言葉をいただきました。
それは、「継続は神仏の信頼を得る」
すごいですね〜。まさに人智を超えた神と仏の信頼を得られる!継続とは、かくも意味のあることだと認識を新たにしました。今後は、この言葉を座右の銘にしようと思っています。
さて、いよいよ緑が鮮やかなすがすがしい季節となります。診療やお口のクリーニングに来院されるには、絶好の頃合いです。当クリニックでは、新体制を整えて、皆様のご健康を守るために研鑽を重ね、ご来院をお待ちしております。