2019 冬の物語
2019年、もう3月になり、春の足音ですかい?
ウィンタースポーツの好きな私にとっては、面白いシーズンでした。
まずは、雪に何も関係のないテニスの話題。
何と言っても21歳の大坂なおみ選手の活躍ですね。南半球はオーストラリアのメルボルン、つまり、真夏の開催となったメジャー大会の一つ、全豪オープンは、すごかった。
世界中のトップアスリートを相手に一戦一戦を勝ち上がることさえ至難の業であるのですが、昨年開花した若き才能は、連戦連勝し、いよいよ決勝へ。過去にウインブルドンを制した経験のあるサウスポーの選手を相手に、一進一退の、ハラハラした手に汗握る攻防を制して優勝したのでした。
面白いもので、テニスのゲームは、あるポイントから一方が優位になる流れが生じます。その流れに押し切られると負け、それを断ち切って自分に優位な流れを呼び込むと勝てるのです。それにしても、紙一重。たとえ、何度もマッチポイントを手にしても、そこから逆転負けってこともある。今回は、昨年の全米オープンの前から、別人のように成長した大坂選手でしたが、もはや、スーパースターとしての風格が漂いました。
優勝セレモニーでは、優勝カップを前にした記念撮影でコート上に正座(おちゃんこすわり)し、はにかみながらの笑顔を見せ、その日本人らしい謙虚さもたたえられたのでした。
実は、このゲームは、日本で18時ころに放送されており、私は、たざわ湖スキー場の宿のテレビの前で歓喜していました。
翌日、娘の秋田県スキー大会の観戦をしたところ、嬉しいことに大会四連覇を達成。次は、全国大会だ!厳しい戦いになりますが…。
また、スキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で、小林陵侑選手が開幕から首位を独走し、これまで19試合で10勝をマーク。通算得点で2位以下に大差をつけ、残り9試合の優勝争いで圧倒的優位に立ち、日本勢初の個人総合優勝へ視界は良好という。
一方、22歳のジャンパー高梨沙羅選手は、表彰台に数回上がるも、今シーズン未勝利。
がんばれ〜、沙羅ちゃん!と応援するおじさん(おじいさん?)でした。
さて、徐々に早春の日差しがまぶしくなってきました。
なかなか外に出られずに隠(こも)っていた皆様も、どうぞ久々にお口のクリーニングにお越しください。一同お待ちしております。