運は実力を超える、…といいなぁ【その1】
もう11月になりますか!今年も残すところ2カ月というわけですね。
それにしても、今年こそは、順調に年初を迎えたぞ、と思ったのもつかの間、排水管のメインテナンスをするため夜間に高圧洗浄をしてもらったところ、診療台との接続部が破裂して、散々な目に合いました。
原因を調査してみると、診療排水管の逆勾配という不良工事が発覚したのでした。
診療台の8番と9番をクローズして、慎重にエリアの給排水を含めた設計と工事を進め、7カ月間をかけて、9月の末に工事が完成しました。
ご来院されていた皆様には、多大のご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
こういう出来事があると、とんでもないことになってしまった、運が悪いなあ…と思わざるを得ないですよね〜。
ところで、その「運」とは、どのようなものなのでしょうか?果たして、その実体は何か?と考えてみました。
そこで、「運は実力を超える」(植島 啓司 著)という本で勉強してみました。
本の紹介文によると次のようになっています。
『人との出会いも運ならば、大きな仕事をまかされるのも運だ。会社経営者の多くが、自分がいまあるのは運のおかげだと答える。本人の実力はもちろん関係しているだろうが、運がなければ実際、成功はおぼつかない。株式などの投資や競馬・宝くじ・カジノなどのギャンブルも、結果は運によって大きく左右される。日本中で3000万人以上が株式投資や競馬などの公営ギャンブルなどにいそしみ、星占いなどの占いに一喜一憂するのなら、もっと運の引き寄せ方について知るべきである。そして、もっと運のいい人間になるべきではないだろうか。』
たしかに、人との出会いから運が生まれるとしたら、今回は、建築工事には全く素人の私が、その建築企業担当者に出会ったことが不運だったと言えるかも知れません。
結果的に、不良工事をされていたわけですから…。
一方で、運がよかったという見方もあります。この事故が起こったことで、建築構造の問題点が明確になり、さらに大きな致命的な問題(例えば、診療所全体のクローズになってしまうこと)を未然に防ぎ、改修することができたわけです。
これからも、たまに気まぐれに、こうした「運」についてコラムを書いてみようと思っています。乞うご期待!…しないでお待ちください 。
北国は、いよいよ本格的な冬に向かって進行中です。皆様、冬支度や雪対策は、油断せずにお早めにしておきましょう。そして、雪が降る前に、どうぞお口のクリーニングにお越しください。