2018年「祝」開院30周年
いよいよ新年度を迎えました。
そこで、久しぶりに、当クリニックの歴史を振り返って、皆様にお知らせいたします。
港町歯科クリニックは、医療法人東京堂の診療所です。
東京堂は、秋田県南部の田舎の町(現横手市雄物川町)から始まりました。1951年(昭和26年)のことでした。 初代の佐藤達夫(父)が日本大学歯学部を卒業し、当地で開業した折りに、祖父が東京堂と命名したのです。
東京の大学に進学し、苦学をした経歴を持つ学識者であった祖父は、東京という地への憧憬の想いを込めて、東京堂という名を冠したのでした。
かくして東京堂佐藤歯科医院が誕生し、その後、東京堂は、屋号(会社名)として地域で知れ渡るようになったのです。
のち1960年(昭和35年)に、隣町(現横手市大森町)に移転。
当時、歯科医師は著しく不足しており、患者さんは、待合室からあふれ出てしまうほどの時代でありました。
父が、連日徹夜して、歯科技工の仕事をしており、二代目となる私(暢也)は、その父の後ろ姿を見て、歯科に志を立て、北海道大学歯学部に入学し、1985年(昭和60年)に卒業。
その後、現地(秋田市土崎港)で、港町歯科クリニックを開業したのが、30年前の1988年(昭和63年)6月でした。
1998年(平成 10年)に達夫は他界し、1999年(平成11年)5月に医療法人を創設する際、その由緒ある屋号を引き継ぎ、医療法人の名称を東京堂としました。
2003年(平成15年)に大森町の佐藤歯科医院は、およそ半世紀以上に及ぶ地域医療への貢献を終え、住民に惜しまれつつ閉院。
医療活動の軸足を秋田市に移し、2018年(平成30年)、東京堂は、創業以来67年を迎え、さらに、港町歯科クリニックは、順調に成長し、6月になると当地で開院30周年を迎えることになるのです。
これも、ひとえに当クリニックを受診していただいた皆様のご支援のおかげです。
感謝感謝!
ようやく秋田も春光うららかな季節を迎えました。 こちらでも、間もなく、桜の便りも聞こえてくることでしょう。
開院30周年という節目を迎え、当クリニックは、気持ちを引き締めて、皆様のご健康を守るために研鑽を重ねてまいります。
ご来院をお待ちしております。