秋田人の密かな愉しみ?
いつも、エンディングで流れるのは…
あの人の姿 懐かしい、
黄昏(たそがれ)の 河原町、恋は 恋は 弱い女を、
どうして 泣かせるの、
苦しめないで ああ責めないで、別れのつらさ 知りながら、あの人の言葉 想い出す、
夕焼の高瀬川〜 …
歌詞だけでわかるはずがないですね。これは、NHK BSプレミアムで不定期放送された番組で『京都人の密かな愉しみ(きょうとじんのひそかなたのしみ )』のテーマソング「京都慕情」です。
歌は武田カオリさん。このバージョンは、とても現代風でいい感じです。
メインドラマは、京都の大学教授と老舗和菓子屋の女将が主体となって進みます。それに、いくつかの独立したストーリーを並べて、全体で一つの番組となるオムニバス形式のパート、さらに、現実の職人や料理人、住民の紹介や各種の情報を交えたドキュメンタリーのパートもあり、目が離せませんでした。
2015年(平成27年)1月にザ・プレミアムの枠で放送が始まりました。
同年8月に『京都人の密かな愉しみ 夏』、その後、不定期に続編が放送され、2017年5月放送の「桜散る」編で最終回でした。
今年に入って、そのシーズン〈2〉、「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中」が放送されました。
主役はガラッと変わり、一人前の職人になることを目指す若者5人の物語。
京都の8月、五山の送り火の情景の中に、それぞれの夏の物語が描かれていました。
涙あり、笑いあり。ドキュメンタリーとドラマを行ったりきたりしながら、イチゲンさんでは知りえない京都の奥深い世界へ、誘(いざな)ってくれたのでした。
シーズン〈1〉の再放送も2月にありました。私にとっては、大好きな番組なので、放送日のチェックに余念がありません。
さて、それでは、「秋田人の密かな愉しみ」とは、何でしょうか?
「秘密のケンミンSHOW」によると、秋田味噌ちゃんぽんが紹介されていましたが、そんなにポピュラーな食べ物になっていたのか!
これからの時期は、山菜なんかどうでしょう。他にも、最近は、地方再生ということで田舎の民家や町も注目を集めてきました。
秋田なりの、または、皆様なりの「密かな愉しみ」があってもいいですよね。
2018年の冬もいよいよ終わりを告げる頃となりました。
なかなか外に出られずに隠(こも)っていた皆様も、どうぞ久々に歯石除去等のクリーニングにお越しください。一同お待ちしております。