「父、大活躍」
先日、車のとある部品が故障し、「あまり乗らない方が良い。急に止まる可能性もゼロではない」と車屋さんに言われてしまいました。急に止まる!?なんて怖い言葉…。それから交換する部品が届くまでの数日、車に乗るのを止め、通勤するために実家から父に迎えに来てもらったり、電車やバスを利用する生活が始まりました。ある日の仕事終わり、自力で帰ろうと張り切り、電車で帰るかバスで帰るかしばし悩みました。長年、車に頼りきりの生活を送っているため、電車やバスに乗ることがほとんどない私。電車の方が最寄り駅までかかる時間は短い、でも最寄り駅から自宅までだいぶ歩く、バスは時間がかかるが自宅の前にバス停がある…などを考え、駅から歩きたくない私は迷わずバスを選んだのでした。バタバタと仕事を終え、バス停に着くとすぐにバスがやってきました。ラッキー!と飛び乗り、久々のバスを満喫していましたが、そろそろ自宅の通りに入るというところで、違う方向に向かうバス。え?なんで?どんどん自宅から離れていきます。最寄り駅より遠くなってしまったバス停で、やっと降りました。去っていくバスを見て、「あぁ…行き先が違うバスだ」と気付いて呆然としました。結局、電車の倍の運賃を払い、最寄り駅から歩くより更に長い距離を歩きヘトヘトでした。バスにさえきちんと乗れない!自分のダメさに笑えました。そんな私を、翌日は父が迎えに来てくれました。ごめん。
そしてやっと車の部品交換の日。車屋さんまで運転して運ばなくてはならず、エンジンをかけようとすると、全くの無反応…。どうしよう。オロオロしながらまずは父に助けを求め(ここでも父)、そしてJAFを呼びました。初JAF!作業員の方がてきぱきと作業をしてくれ、車屋さんへと車を運んでくれました。作業も笑顔の対応もプロだなあ、と見とれてしまいました。さすがです。また、私に呼ばれ、何度も出動してくれた父に「ありがたいなー」と感謝でした。それにしても、車のない生活がこれほど不便とは。こんなに車に依存していたのかと気付かされ、日頃からもっと歩かねばと感じた出来事でした。(N.I)