毎年恒例
今年もまた、恒例の野外音楽フェスに行って来ました。中学1年の息子が2歳になる年から参加していて、今年で12回目となります。彼が2,3歳の頃は、子供はほぼおらず、周りの参加者やスタッフの方達にとても珍しがられ、たくさん声をかけてもらったものでした。しかし今では家族でフェスに参加するのが当たり前となり、今年もちびっ子達がたくさんいました。ぐずって泣いたり、親がおんぶしながら音楽を聴いていたりする姿を見て、そんな時があったなぁと懐かしむ自分がいました。今では家族の誰より体力も気力も充実している彼。どれだけ歩いても疲れたとも言わず、時には私の手を引いてくれ、何とも頼もしい(そして毎年自分の衰えを感じる私)。そして物心ついた時からこのフェスに参加している彼は慣れたもので、屋台で好きなものを食べたり、好きなバンドのステージをチェックしたり、歌ったり踊ったり、自由に楽しんでいました。毎年、頼もしくなっていく彼を発見でき、親子で好きな音楽を共有して、一緒に過ごせるあの場所が大好きです。1年間頑張って、やっとまたここにこれたー…と感じるのです。そして夏も、厳しい暑さの時期に毎年恒例のフェスがあります。あと何年、こんな風に彼と一緒に参加できるのか…と切なくなる前に、運動して体力をつけなければ。小さい彼をおんぶ抱っこしながら1日歩き、跳んだり跳ねたりしていた自分はどこへ…。彼に置いて行かれる!と焦る私なのでした。(N.I)