2016年 師走に思う
「一生のうちにやっておきたい100のこと」なるものがあります。
これをバケットリスト(the bucket list)ともいい、映画の「最高の人生の見つけ方」の原題名といわれています。
そこで、自分なりにそういうことをリストアップしてみようと思うのですが、よ〜く考えてみたら、あまりにやりたいことが多い上に、それに伴うコストがかかりすぎるため、書き出すこと自体が苦痛となったので止めました。
映画のジャック・ニコルソンのように大金持ちだといいのですが…。で、重要なことは、「少欲知足」に落ち着きます。
さて、それでは、今年はどのような年だったのかを振り返ってみます。
私にとって、2015年は、ある意味で最終段階でした。
2016年は、いくつもの観点から、完全に終わって新たな始動(再びゼロ地点に立ったという感じ)、と位置づけられます。
診療所は、転院後20年を経過し、あまりに老朽化してしまい、(機械の企業担当者いわく)「いつ壊れても不思議ではない」ギリギリの稼働をしていた機械がたくさんありました。たとえば、冷暖房。それに、診療台を駆動するコンプレッサーやバキューム機械など。
何とか持ちこたえて、10月の末にはリニューアルが完了しました。
学術面では、専門の歯内療法関連のお仕事が爆発!しました。新たに就任した東北大学歯学部の講師活動、各地での学会発表や最新治療機材を用いた治療法のセミナー、歯科本の著作、おまけに主演(?)の動画DVDを2本も製作したのです。
さらに、驚くべきことに、歯内療法の国際ミーティングのためにドイツのミュンヘンに連れて行ってもらい、ついでに、光学機器顕微鏡のZEISSにも行くことができました。
空き時間に東京ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったといわれているノイシュヴァンシュタイン城にも、ちゃっかり行ってきました。
このように実り多き年でした。といいつつ、この師走に入っても、これから4つのお仕事をこなさないといけないのです。トホホ…です。
さて皆様、いよいよ本格的な冬が訪れます。
今冬も定期クリーニング支援プロジェクトを設定しました。
本紙をすみずみまで良くお読みください。
風雪に負けず、皆様がご来院していただけることを願い、心からお待ちしております。