絵本の読み聞かせ
小さい頃、寝る前にいつも母から本を読んでもらっていた私。日本の昔話の短編集のような形式で、一つの話が2、3ページにまとめられていました。今日はこれ、次はこれと毎晩リクエストしていたのを覚えています。
このおかげかは分かりませんが、自然と本が好きになり、小学生や中学生になってからも、よく本を読むようになりました。そして、そのことは自分にとってプラスだったと今でも思っています。
だから娘にもできればそうなってほしいなぁと思いながらも、日々の仕事、家事に追われ、なかなか就寝前の読み聞かせの時間が取れないでいました。
ところが年少になった娘が、月に1回保育園から本を持って帰ってくるようになりました。申込んだわけではなく、そういう決まりのようで、金額は420円。後日、保育園に支払います。もちろん、読み聞かせをしたいと思っていた所に格安で、更に年齢に見合ったものが自動的に毎月届くなんて、私にとっては願ったり叶ったり。しかも、これまでなかなかできないなぁと、本屋で絵本を買うこと自体を躊躇していましたが、実際手元にあると、折角あるのに読まないなんて損!と貧乏性な性格から、就寝前の時間を頑張って確保するようになりました。
4歳向けだからか、本もそれほど厚くなく、就寝前にサラッと読める内容です。4月から始まって、もう9冊ほど集まりました。後は娘が本屋で欲しがった絵本を入れて今は計10冊。最近はそれをベット脇に置いて、その日の娘の気分でチョイスして読んでいます。簡単な内容なので、まだ平仮名も読めない娘ですが、暗唱しているらしく、最近は逆に私に読んでくれたりします。狙い通りの本好きになってくれるかは分かりませんが、楽しんでくれているようで良かったです。次はどんなものが届くのか…密かに私の楽しみだったりもします。(ナ)