「私の子育て日記」
先日、小学6年の息子の修学旅行がありました。出発前、忘れ物はないだろうか、身の回りの事を自分でできるのだろうか、不安な私。彼は「大丈夫だよー」「じゃあねー」と元気に出発していきました。たった1泊2日、あっという間に帰ってくると思っていたものの…さ、さみしい…。あれ、さみしいぞ。彼のいない夜が思った以上に寂しくて、びっくりした母でした。そして、何とか寂しい夜は過ぎ、無事に彼は帰ってきました。自分の事は自分でやり、何の問題もなかったようでした。「お土産買ってきたよ!」と言うので見てみると、おこづかいを貰っていた実家へのお菓子、そして「これ、俺の!」と、4000円くらいしたらしい、新撰組のハッピ(新撰組や剣が好きな彼の趣味)が出てきました。おおー、格好いいねぇ。…「はい、終わり。」ええ!?あれ?私には?「え?だって、私はいらないよって言ってたじゃん!」…確かに、思い起こすと出発前、「おこづかい貰った人にはお土産お願いね。後は自分の好きなもの買ったり食べたいもの食べるのを優先して、私はいらないからね。」はい、言いました。謙遜というか上辺の言葉というか、彼には伝わらず、こんな時ばかり素直に、その言葉を聞いたようでした。(言ったのに期待する私が悪い!ですが。)「でも、いらないよ、とは言ってもさぁ…普通母にお土産買うよねぇ……。」と言ってしまったところ、「そっか…買えばよかったよね、そっか…」とちょっとシュンとさせてしまいました。ごめんごめん。「いいんだよ、その分お土産話を聞かせてねー」と言い、楽しかったことをたくさん聞くことができました。楽しかったならそれでいい!小学校生活の、大きい行事がまたひとつ終わってしまいました。そして、気づいたこと。自分が想像以上に過保護で、彼にべったりだったということ。このままではまずい…私が自立しなければ、と思う今日この頃なのでした。(N.I)