暖冬少雪、プレイバック!
(1)「雪不足で競技会は中止…
県内スキー場 開店休業いつまで 関係者?雪ごい?の毎日
1月5日から予定されていた鹿角郡市の中学スキー大会が中止となったほか、12日からの全県高校、全県中学の両スキー大会についても、開催を危惧する声が関係者の間から出ている。」
これは、新聞「秋田魁新報」の記事です。
…それでは、こちらはどうでしょう。
(2)「雪不足、スキー大会中止相次ぐ 花輪の全県高校総もピンチ
秋田県内で雪不足のため、スキー大会の中止が相次いでいる。これまでに鹿角、北秋田、由利本荘の3市で少なくとも6大会が中止となったほか、鹿角市の花輪スキー場では9日からの全県高校総体の開催も危ぶまれている。」
実は、(1)は、2007年(平成19年)1月5日の新聞なのです。スクラップして取ってありました。
(2)は、2016年(平成28年)1月5日の新聞、すなわち、今年のものです。
そっくりですね。そうです、10年前も、暖冬少雪だったのです。
そこで、少雪といいますが、通常、いったい雪はどれだけ降るのだろうかと興味を持ち調べてみました。
気象庁のデータにより冬季(12月〜2月)の間に、過去10年間で平均、“毎年何cm雪が降っているのか?”を県ごとに計算した(2015年2月12日)。
なお条件として、「同じ県に有効な観測地点が5つ以上あること」を設定。
比較の対象となった県は、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜の13県。
何cm雪が降っているのか?(2015年2月12日)
【 1位】 山形県 636cm
【 2位】 新潟県 578cm
【 3位】 秋田県 532cm
*秋田県では、全観測地点が350cm以上となっており、県内全体で降雪量が多い。
降雪量が最多だったのは、県南の湯沢市秋ノ宮湯ノ岱(温泉地)。一冬で平均680cmの雪が降るとのこと。
【 4位】 福島県 475cm
【 5位】 長野県 423cm
【 6位】 岐阜県 416cm
【 7位】 青森県 409cm
【 8位】 北海道 383cm
【 9位】 富山県 333cm
【10位】 福井県 323cm
以下、11位岩手311cm、 12位石川306cm、13位宮城251cmと続く。
県庁所在地での比較、ベスト5は、ほぼ次のようになります。
【1位】青森市
【2位】札幌市
【3位】秋田市
【4位】山形市
【5位】富山市
ちなみに、世界の豪雪都市ランキングにも、青森、札幌はトップを競い、たまに、秋田や富山も上位にランクインしてくるようです。
ということで、日本は世界一の豪雪大国であることもわかりました。
あまりにたくさんの雪が積もるのも困ったもの。平成18年豪雪なんていうのは、もう勘弁。とはいえ、少なすぎるのも、何とも拍子抜けしてしまう。果たして、この後どの位降ることやら。願わくは、2月はスキー場が全面営業できる程度になってくれればいいのになあ、と思うこの頃でした。
さて、雪がないならお出かけにも好都合。雪が降れば、私たちが早朝から敷地内の雪かきをし、アプローチを整備してお待ちしております。ぜひ、お口の健康を守るために定期的なクリーニングにお越しください。