2015年 全国各地に思いを寄せて
平成27年の新年度が始まっております。
歯科界においては、全国各地でさまざまな学会や勉強会が開催されます。私たちは、そうした会に出席し研修を積み、より良い歯科医療の提供を心がけているわけです。
また、私自身、歯科医師に教える講師もつとめております。そんなことから、本年度、各地に行く予定ができました。
その中のいくつかの土地柄を「予習」しておきたいと思います。
まずは、ポピュラーな場所、横浜。
なんと江戸時代末期までは、半農半漁の「横浜村」だったのです。横浜村の運命を一変させたのは、当時国交のなかったアメリカのペリー総督の率いる黒船の来航でした。そこで、日米の通商が始まり、横浜の都市開発の発端となったとのことです。
観光名所は、山下公園、中華街、外国人墓地、みなとみらい21 など。食べ物を調べると、中華街の豚まん、「江戸清」、シューマイは100年以上の伝統がある「崎陽軒」が美味しいとの評判です。
次は、本州の最南端に位置する山口。
自然に恵まれた山口は、海の幸、山の幸が自慢です。
山口の魚といえば、「ふぐ」ですが、「あまだい」や「はも」をはじめ、「あんこう」もあるのです。農産物で有名なのは、ブロッコリーと中国野菜のサイシンから生まれた「はなっこりー」。
果肉が軟らかくて甘みが強い「萩たまげなす」は、その名のとおり、大きさは500グラム超。みなさんご存じですか?
私は、さっぱりイメージがでてきません。
また近年、爆発的な売れ行きとなっているお酒「獺祭」があります。「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を」というモットーで、92年は、金看板「獺祭 磨き二割三分」(77%削り、23%を使う)が発売され驚異的な売れ行きとなったとか。山口のこだわりの品々、楽しみです。
最後は、新幹線のおかげで、いまや大人気の北陸の富山です。
「越中富山の薬売り」で知られる城下町です。
県庁所在地の中では2番目に広い総面積を持ち、富山県の29.24%もの面積を占めるのが富山市です。
環境モデル都市の選定を受けてコンパクトシティを目指した都市計画を進めており、市内の多くは立山黒部ジオパークに、南東部は中部山岳国立公園に指定されています。
海産物では、シラエビ、ホタルイカ、寒ブリ、バイ、ズワイガニ、オ〜!!みんな美味そう!
…と旅の期待は、ふくらむのですが、こうした学会関係の旅は、どちらかと言えば、「移動」という方が適切な感じ…。
秋田から目的地へ夜について、ちょいと、繁華街で食事して、次の日は、朝からお勉強、終わったら夕方帰路につく。
なかなかゆっくりと食べ飲み歩きや観光ができないのです。
さて、いよいよ緑が鮮やかな木々の美しい時季となります。
診療やお口のクリーニングに来院されるには、絶好の頃合いです。
当クリニックも、新体制となり皆様のご健康を守るために研鑽を重ね、ご来院をお待ちしております。