「夢の超特急」
子どものころ、1964年、東京オリンピック開催の年のことです。
詳しくは、覚えていないのですが、父と母と一緒に、開通したての新幹線「ひかり」に乗車したことがあります。
東京駅ー新大阪駅間を途中名古屋駅・京都駅のみに停車する”速達型列車“として誕生し、当時は、「夢の超特急」と称され、今のJRの前身である国鉄の時代でした。
本当に、ワクワクと心躍る体験だったという思い出が残っています。
そして、2015年の今年の3月は、北陸新幹線が開業しましたね。
北陸新幹線は、上信越1997年(平成9年)、高崎駅から長野駅まで部分開業していたのですが、同区間は便宜的に「長野新幹線」と呼ばれていました。
3月14 日に、長野駅ー金沢駅間が開業し、長野新幹線として営業中の区間の呼称も「北陸新幹線」に統一されたようです。
今や、北陸の富山・金沢は、国内ツアーのブーム地になっている感じがしますが、私は、残念ながら一度も北陸に観光に行ったことがない(列車に乗っていて通過したことはある)ので、ある程度、賑わいが落ち着いたころを見はからって、旅に行きたいものだなあと思っています。
最近、鉄道の旅は、とても人気があります。
有名なのは、クルーズトレイン「ななつ星in 九州」でしょう。九州各地を巡り、自然・食・温泉・歴史などを楽しむことを目的とした観光寝台列車で、2013年10 月15 日に運行を開始したのですが、2013年10 月〜12 月は、予約が殺到し、平均倍率は7.27倍だったとか!
お値段も相当するようなので、まさに、「夢の寝台特急」です。ちなみに、「ななつ星」とは、九州の7つの県(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県)と、九州の7つの観光素材(自然・食・温泉・歴史文化・パワースポット・人情・列車)、そして7両の客車という意味だとか。
さらに、JR西日本では、瀬戸内や山陰など営業エリア内にある世界遺産を中心に、数日かけて周遊する豪華観光寝台列車の導入を検討しているとのこと。この間、テレビでも放送していました。九州も中国地方も、ゆっくり回ったことなどないので、「いつかは…」という気持ちでおります。とはいえ、現実は、新幹線「こまち」で、奥羽の山並みを車窓から見る旅(ただの移動?)に終始しているというところです。
ようやく秋田も春光うららかな季節を迎えました。
こちらでも、間もなく、桜の便りも聞こえてくることでしょう。
新年度を迎え、当クリニックは、気持ちを引き締めて、皆様のご健康を守るために研鑽を重ね、ご来院をお待ちしております。