生涯スポーツ
2月を迎え、スキーシーズン真っ只中。例年に比べ、秋田市内の降雪は少なく感じますが、ひとたびスキー場へ足を延ばせば積雪は十分、コンディションも良好です。私のスキー歴も気づけば30年を越えました。夏でもスキービデオに熱中するほどのスキー好きな父の影響で始めたスキーは、趣味であり、もはや人生の一部であり。スキー場へと足を運んだのは、累積してどれだけの回数に及ぶのか見当もつきませんが、その中で多くの人と出会い、交流がありました。スクールの先生、仲良くなったスクール仲間、顔なじみのリフト乗り場のおじさん、大学のスキー部仲間(院長は大学の部活の大先輩です!)。リフトに乗り合わせた人たちとの軽い雑談も楽しく、初対面のオーストラリア人となぜか意気投合して一日一緒に滑った不思議な経験もあります。スキーの醍醐味は人によって様々でしょう。刻一刻と変わる天気と雪質、雄大な景色、雪上を疾走する爽快感は格別です。そしてやはり、幅広い年齢層の人が一緒に楽しめることも大きな魅力なのだと感じています。体力、技術の差に関係なく同じように雪上の時間を過ごせます。学生時代は、50代中心のエネルギッシュなレーシングチームとの合同練習をしたり、70代の方と一緒に検定を受験した際には、その熱意に大いに刺激を受けました。こんなスポーツなかなかないと思います。まさにスキーは生涯スポーツ!父も最近では滑りに行く機会もぐっと減ったようですが、続けているようです。私も怪我に注意しながら、ほどほどに熱中していこうと思います。