2014年を振り返って
根っこの治療のことを「歯内療法」といい、その専門の歯科医学学会を「歯内療法学会」といいます。
私が歯内療法学を深く学び始めてから20年以上の歳月が経ちました。
平成18 年に恩師を亡くし、失意の中で低迷に至り、その後、再起を期して奮起し、この8年間、歯内療法の研鑽に努めました。
「年をとってから学問や習い事を始めること」を60(歳)の手習いと言います。
私の場合、50の手習いと言えば良いのでしょうか。50(歳)目前にして顕微鏡(マイクロスコープ)歯内療法を始め、マイクロサージェリーも6年間修練して体得してきました。
さらに、歯内療法学を究めることで、「しんか」の連環が生じております。
学術的「深化」・医療的「真価」へと繋がったのです。
今時の風潮に流されることなく、昔からの変わることなき歯内療法学の本質を貫きつつ、現代歯科学の粋を集めた歯内療法を実践することが連環へと繋がり、本物を理解する人々に支持されるようになってきたといえるでしょう。
2 014年も残すところあとわずかとなりました。師走です。
皆様もあわただしい時季といえるでしょう。
私の今年を振り返ると、歯内療法(根っこの治療)指導者活動の活発化した一年でした。
●1月・札幌
●2月・青森
●3月・仙台
●4月・札幌
●5月・盛岡
●6月・山形/仙台/弘前
●7月・新潟/札幌
●8月・東京
●9月・東京/秋田
●10 月・札幌
●11月・山形/神戸
と講演等をこなしてきました。
それに、歯科専門雑誌への執筆を2本終え、現在、1本が校正中で仕上げにかかっています。
来年も、すでに3本の執筆依頼が入っており、さらにこれからの12 月中は、5回の講演会での発表予定が入っております。仙台、大阪、東京、神戸・・・バタバタです。
さて、当クリニックでは、久しくお越しになっていない方に、年内のお口のクリーニングをお勧めしております。
2015年に向けて、スッキリ、つるつる、ぴかぴかのお口で新年を迎えましょう。
スタッフ一同、ご来院をお待ちいたしております。