さしすせそ
我が家の4歳の次男がヘルペス性(歯肉)口内炎という病気になってしまいました。この病気は、単純ヘルペス(I型)に初めて乳幼児が感染したときに発病するようです。突然、39度位の高熱が出て、熱が下がったかと思ったら、口唇に口内炎が出てきて、とても痛がり、ほとんど食事をとれない状態で、食いしん坊の次男はとてもかわいそうでした。それはそれで大変だったのですが、一つ良いこともありました。この病気がきっかけだったかはわかりませんが、今まで「さしすせそ」と言おうとすると、「たちつてと」発音してしまい、さ行を全く言えなかった(せんせい→てんてい)のですが、発音できるようになりました。発熱して何日後かのことです。私が帰宅すると私の前に来て、突然、得意気に「さーしーすーせーそー」と言いました。その後、何回言わせてもちゃんと言えるようになりました。「せんせい」もちゃんと言えるようになりました。子供って、不思議で面白いものだなとつくづく思いました。(O)