「手作りおもちゃ」
保育園に娘を連れて登園すると、当たり前ですがたくさんの子どもたちが、いろんなおもちゃで遊んでいます。
そんな中、登園直後の娘がたくさんあるおもちゃの中から先生が作ったアンパンマンの顔のついた手袋を二つ選んではめて遊びはじめました。手袋にアンパンマンの身体がくっついていて、顔の部分はマジックテープで取り外しが可能なようでした。他にも同じようにバイキンマンやカレーパンマンなどがありました。もちろんキャラクターの顔の部分も身体も手作りです。ふと見て、上手だなぁと感心する反面、これなら私も作れるかも!と思い、早速次の休みに材料を買いに行きました。
正直裁縫はあまり得意ではありません。必要に迫られてボタンをつける以外は裁縫箱に触ること自体、中学の家庭科の授業以来です。挫折することを考慮し、フェルトは最低限の枚数だけ用意しました。糸に関しては中学の時授業で買わされた裁縫箱なので色んな色の糸がセットで入っており、それがまだ手つかずの状態で残っていたので買わなくて済みました。
作りたいキャラクターの絵を画用紙に描いて、それを型紙にし、フェルトを裁断。糸で適当に縫い合わせる、という単純な作業ですが、細かいパーツのバランスが意外に難しく、配置を少し間違えるとあまり似ていない…という結果に。
作り出すと段々夢中になり、この部分は糸で表現した方が良いかも、ここは別のフェルトにするか、と考えることが楽しくなっていきました。
縫い方や糸の処理はめちゃくちゃで、とても自慢できるようなものではありませんが、娘が喜んでくれますし、私もはじめて作ったわりには良い出来かも、とこっそり満足しています。
色んなおもちゃが、簡単に手に入る今、逆に手作りおもちゃは新鮮で、娘が大きくなった頃には良い思い出になってくれると良いなと思います。(ナ)