世界を駆けるプロスキーヤーとのワンショット!
今年は、札幌と東北各地、それに新潟を巡る機会がありました。
それにしても、太平洋側の新幹線の整備状況と比べると、日本海沿いの各県(山形・青森・新潟)との交通の不便なことや時間がかかることを痛感しました・・・。
この一連の旅のハイライトは、弘前で歯科インプラントの勉強会に先立って行われた三浦雄一郎先生の講演会でした。
三浦先生は北海道大学の大先輩で、同じくスキー部で、学生時代テイネハイランドスキー場とミウラドルフィンズにもお世話になったものです。
三浦先生の経歴は…
1966年、富士山での直滑降を成功させる。この時は、止まるためのブレーキとしてパラシュートを使用した。
1970年にはエベレストの8000メートル地点からの滑降を成功。最終的に、54歳で南アメリカ大陸最高峰アコンカグアからの滑降を成功させ、世界七大陸最高峰全山からの滑降を成し遂げた。
しかし、その後、不摂生な生活がたたり、身長164センチに対し体重85キロ超、血圧は200近くまで上がり、不整脈まで出る不健康な状態となる。65歳の時に改心。外出時には常に両足に重りを付け20キロ近いリュックを背負うというトレーニングを再開。
当初は札幌市内の531メートルしかない藻岩山登山ですら息切れするというていたらくだった体力を回復させ、2003年、世界最高峰のエベレストに世界最高齢となる70歳7カ月での登頂を果たす。2008年、75歳でエベレストに再登頂。
2009年、札幌市内のスキー場で骨盤を骨折。手術後リハビリに励み「超」回復。
2013年、3度目のエベレスト登頂に成功した。エベレスト登頂の歴史で最高齢登頂者となる。
メタボ、体力不良、心疾患、腰部骨折など、幾多の苦難を乗り越え、エベレストに70歳・75歳・80歳と3度登頂したその不屈の闘志に感激しました。
諦めずに挑戦することの素晴らしさを拝聴し、私もこれからに向かって勇気が湧いてきました。
次は、世界第6位のチョ・オユー(8201メートル)山頂からの親子でスキー滑走だそうです!すごいですね〜。
いよいよ暑い夏がやってきましたね〜。くれぐれも熱中症にならないように、お身体をご自愛していただき、お気をつけてお口の定期的なクリーニングにお越しください。