2014シーズン・2つの全日本スキー大会
いよいよ4月から新年度となります。この頃に思い出すことといえば…。
2011年3月11 日の後、悲劇のまっただ中の3月末、今はなき寝台特急ブルートレインこと「日本海」に乗って、雪のちらつくホームから、友達の誰もいない、知る者もわずか数人しかいない、はるか彼方の大阪へと、娘が秋田から旅だってしまったこと。
そうして、時は過ぎ、2014年3月、3年の歳月が流れました。食事はきちんと取っているのだろうか?友達はできたのだろうか…と思いFACEBOOKを見ると、「友達」462、へっ・・・!?すごい数でした。親が心配することもなく、若者は、自分の世界を構築していたのでした。
そして、迎えた2013〜2014ウインターシーズン。ソチオリンピックが記憶に新しいところです。わが家にとっても、歴史に残る、メモリアルな冬となりました。それが、二つの全日本です。
一つ目は、第41 回岩岳学生スキー大会基礎スキー部門。文字通り41 年の歴史ある大会で、大学生にとって、もっとも有名なスキーの草大会(体育会系の部活動と違う同好会レベル)です。
なんと、その大会で、初日トップに立つと、2日目もその勢いを維持して、優勝しちゃったのです。パチパチパチ!
詳しい様子は、(マイナー雑誌の)スキージャーナル4月号に掲載されるようなので、そちらを見てください(笑)。
もう一つの全日本は、第51回全日本スキー技術選手権大会。それは、まさに日本の基礎スキー競技の頂点。
1月〜2月に行われた兵庫県と関西の地区予選を突破し、出場権を手に入れました。
開催地は、白馬村の八方尾根スキー場。白馬村は、ソチで銀メダルを取った複合個人の渡部曉人選手の出身地。八方尾根は、1998年、長野オリンピックで日本ジャンプチームが金メダル獲得したジャンプ台のあるスキー場です。
娘は、全日本スキー技術選手権大会で予選の2日間を勝ち抜き、目標だった本選(セミファイナル)まで出場することができたのです。
中学3年でスキーを止め、4年間のブランクがあっただけに、大学で再開し練習を積み重ねたものの、さすがにファイナルの頂上決戦までは進めませんでしたが、上々の出来でした。
4月となれば、残雪で山はスキーができても、下界は、もうすっかり雪も溶け、春爛漫となりました。
ボチボチ北国にも、桜の便りが聞こえてきました。いい季候です。
足が遠のいていた皆様も、そろそろ定期的なクリーニングにお越しください。
お待ちいたしております。