がんばれ東北・福島
3.11に東日本大震災が起こってから3年が経過しました。この原稿を書いているのも、まさに3.11です。TV、インターネットなどでもその話題、ニュース、特番が組まれたりなどさまざまです。ニュースキャスターが言うように風化させないことが大事だと思います。福島で育ってきた私にしてみたら、震災後の進まない復興事業、原発のニュースを見る度に(何号機から汚染水が漏れたなど)やはり切なさを感じます。生まれてから12歳になるまで石川県でずっと育ち、その後、高校卒業するまで福島で過ごしたわけですが、実はあまり福島にさほど愛県心はありませんでした。小さなころの楽しい思い出は石川にありますし、泣きながら引っ越ししてきたため当然のことかもしれません。その後、北海道に行き、大学ではクラスで60人中、東北出身がクラスで2人。完全アウェーな感じで、その頃から徐々に東北、福島に愛県心がわいてきた感じがします。今では、父母も移り住んで25年経ちますし、震災後の現状をTVでみる度になんとか福島が復興して欲しいと願っています。3年目になっても終息の気配が全く見えない原発問題、そこに戻れない住宅問題、県民の健康問題、人口減少問題など山積なのだと新めて報道などを通してわかりました。今後、さらなる復興、活気のためにぜひ皆さんもゴールデンウィークあたりに岩手、宮城、福島に足を運んでいただけたらと思います。(I)