2013年 初秋を迎えて
土崎の港祭り、秋田市の竿燈祭り、雄物川の花火大会、大曲の全国花火競技会、その他にも皆様お住まいの各地で夏恒例・秋田のお祭りや行事があったことでしょう。お天気にも恵まれ快調でした。
スポーツでは、夏の風物詩である甲子園の高校野球、グローバルには、バルセロナ世界水泳、モスクワ世界陸上が行われ、スポーツならではの数々の名勝負や感動を与えてくれました。
東京では138年間で最高の最低気温30.9度、四万十市では、41.0度で日本の最高気温を更新。記録的な酷暑となりました。
同時に、局地的な集中豪雨も発生し、秋田でも各地で甚大な災害をもたらしました。
先日、秋田↓盛岡への幹線である46号線とその周囲を車で走行したのですが、道路端の崖から大きな岩が落ちていたり、土石流で国道を覆い尽くしたであろう場所も数カ所見られ、さらに、道幅半分が川の濁流に呑まれ削り取られ断崖となっている超危険エリアもありました。倒木と土石がいたる所に残っており、報道で見聞する以上に、驚愕の豪雨被害に沈痛の思いでした。
被災をした皆様には、深くお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早く復旧することを願ってやみません。
そして、…瞬(またた)く間に2013年の夏が過ぎました。
夏から秋にかけて気になるのが道路端の木々に咲く赤い花。皆様は、あの花が何かご存じですか。
ちょうど今の時季、長〜い間咲いています。俳人の母に聞いたところ、あれは、サルスベリ。開花の期間が長いことから「百日紅」と漢字を当てはめています。
猿が登ろうとしても樹皮がつるつるで滑ってしまうというとか。そのサルスベリの花が散るといよいよ秋の風情も深まることでしょう。
暑さも極限をすぎると涼風が吹くといいます。
残暑を心配しつつも、いよいよ天高く馬肥ゆる実りの秋となります。
月を愛(め)でるなら、今年は、中秋の名月が9月19日(木曜日)。
月見で一杯でしょうか!
秋は、気候がよく過ごしやすいことから、秋祭りや運動会などの行事も多く開かれ、たいへん賑やかな季節になります。
「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」など、さまざまあります。
皆様も、良い季候を逃がさず「お口の定期健診の秋」としてご来院ください。お待ちしております。