80歳、果てしなき夢への挑戦!
札幌市の西部、中心部から車で約40分ほどのところに手稲山があります。
1972年札幌冬季オリンピックが開催された際には、アルペンスキー会場となりました。北海道大学の学生だった頃、私たち競技スキー部は、手稲山の山頂から広がるテイネ・ハイランドスキー場をベースに冬季の練習をしておりました。
そして、そこは、「ミウラスノードルフィンスキークラブ」の活動拠点でした。
ミウラ?そうです、2013年5月23日、エベレストに世界最高齢の80歳で登頂した冒険家・三浦雄一郎先生のスキースクールがあるのです。
三浦先生は、北海道大学の獣医学部を卒業なされており、私たちの同窓の大先輩です。(スキーが出来るからという理由で北海道大学を受験先に選んだという点は、私も同じでした。)先生のお計らいで、スキー場の一部をレーサー用にお借りして滑っていました。何度かスキー場でお会いしたことがありますが、とても気さくにお声をかけていただいたものです。「今度、わが家でいっしょにカレーでも食べましょう。」とお誘いいただき、心待ちしつつ、あれから、30年以上経ちましたが、まだ実現していないのが残念です(笑)。
お父様の敬三先生ともども秋田県とも親交があり、数年前に秋田着の飛行機に搭乗なされており、機内から降りながら、少し歩き話しをすることができ、とても感激でした。
私は、このたびの三浦先生のエベレスト登頂をドキドキと緊張しつつ、また、ワクワクしながらずっと見ておりました。
世界最高峰に80歳で挑戦する気概にただただ驚嘆するばかりです。無事に下山されたという報を聞いて、万感の思いでした。同時に、三浦先生のスピリッツは、まさに、サミュエル・ウルマンの「青春の詩」にまったく当てはまるように感じます。
(この話は、次の機会にしたいと思います。)
安倍政権は、大自然の中で人間の可能性にチャレンジした冒険家を対象に、「三浦雄一郎記念日本冒険家大賞」の創設を決めました。
三浦先生いわく、「日本の色々な人たちが自分の夢にチャレンジして成し遂げることにこの賞が生きれば」とのこと。
すばらしいですね!
て、いよいよ7月、夏本番となります。
最近は、どういうわけか異常に高温になる傾向があるようなので、皆様、熱中症対策を十分にしておきましょう。
当クリニックでは、省エネに配慮しつつ、適度な快適環境をつくるようにしておりますので、どうぞ、定期的なクリーニングにお越しください。
お待ちしております。
※写真は「ミウラドルフィンズホームページ」より