世界に誇るニッポン日本の女子
皆様は、女子スキージャンプワールドカップは、ご覧になりましたか。ニッポンのエース高梨沙羅選手。なんと1996年生まれの16歳が、2月の蔵王大会で2連勝し、今期12 戦中6勝、その後、スロベニア大会も2連勝という強烈な強さを発揮し、日本人初、しかも、史上最年少でワールドカップ総合優勝を決めました。世界の宝と言われる彼女の活躍に大喜びしております。驚くことに、彼女は、北海道のインターナショナルスクールに在籍しており、英語の勉強をしつつ、世界を見据えて教育を受けているとのこと、「お見事!」という他はありません。
さて、日本の女子といえば、今話題は、NHK大河ドラマ「八重の桜」の新島(旧姓山本)八重。演じるのは、綾瀬はるかさんですね。歴史上の女性としてそれほど知名度が高くない八重さんですが、その物語が選ばれたのは、「歴史上の有名女性のネタが切れてきた」「歴史秘話ヒストリアで話題になった」「震災からの東北復興支援」という3つの理由があったとか。元祖ハンサムウーマンと呼ばれております。
八重さんのことは、この大河ドラマの前に、わが家では有名でした。そのわけは、キリスト教主義の大学を創立しようとしていた新島襄の奥様として知っていたのです。お二人とも日本人にもかかわらず、八重さんもキリスト教徒となり結婚。しかも、仏教国日本の古都京都での出来事でしたから、世間は大騒ぎだったことは想像に難くありません。新島襄氏は自分のことを「ジョー」と呼ばせたり、車にも夫より先に乗るように(レディファースト)指示していたのですが、それが、男尊女卑の明治時代において、世間から「悪妻」と言われたゆえんのようです。しかし、夫婦仲はとても良く、夫の襄氏は、アメリカの友人への手紙で、
「彼女は見た目は決して美しくはありません。ただ、生き方がハンサムなのです。私にはそれで十分です」
と書いているのです。
ここの「ハンサム」とは、「美しい行いをする」という意味で使われているようです。
さて、実は、わが家の娘たちは、いよいよ二人とも関西での大学生活となります。その父は、時折、次女の娘を見つめながらブツブツと
「なのにあなたは・京都へ行くの、京都の町は・それほどいいの・・・」(1971年チェリッシュ)と口ずさんでは、煙たがられている今日この頃です。
それを機に(?)、港町歯科クリニック待合室では、2月より京都逍遙・典雅なる古都の魅力・DVD全12 巻を放映中です(販売元からの許可済み)。
豪雪の冬もいよいよ終わりを告げる頃となりました。なかなか外に出られずに隠(こも)っていた皆様も、どうぞ久々にお口のクリーニングにお越しください。一同お待ちしております。