私の子育て日記
最近、とある本の発売日が待ち遠しくてたまらない、小学2年生の息子です。月刊誌で、毎月15日が発売日なのですが、発売日まで2週間を切った頃から毎日のように「今日って何月何日?」と聞いてきます。私が答えると、カレンダーを見ながら「あぁ…まだまだだなぁ」とか「そっか、あとちょっとだ」など言いながら本当に楽しみにしています。そして本を手に入れると、私が話しかけても聞こえないくらい熱中して読み、それは次の号の発売日まで毎日のように続きます。そしてその本に付いている、小学生男子が欲しいアイテム(おもちゃですが…)が当たる懸賞ハガキも、毎月熱心に応募し続けています。今や一人でアンケートに答えたり、感想を書いたりもできるようになりました。書き終えた懸賞ハガキをポストに投函する時が、また力の入る瞬間で「どうか僕に当たりますように!お願いしますっ!」と両手を合わせ、深々と頭を下げて祈っています。しかし、まだ一度も当たったことはなく…(そんなに簡単に当たる訳はないのですが)当たると信じている彼は、当選発表のページを時間をかけて調べてはため息をつく、というのが毎月恒例になっています。たかが本や懸賞ですが、ここまで夢中になったり無邪気にポストに手を合わせている彼を見ると、子供っていいなぁと微笑ましくなったりします。いつまでこんな姿を見られるのやら。こんなに熱心な読者もなかなかいないはず、そろそろ当選させて欲しいなぁと願ってしまう、私なのでした。(N.I)