冬真っ盛り
みちのくの小京都、角館の冬は険しい。山沿いの町は、秋田でも豪雪地帯に位置する。たざわ湖スキー場へ向かう道中、いよいよ角館の町に入ろうとすると、昨年からバイパスができ(てしまい)、町に近寄ることがなくなってしまいました。今頃は、町は雪深く風情があるだろうにと思いながらも、これは便利とばかりに、車は最短距離をスピーディに田沢湖方面へとハンドルを切って行く。一方で、さらに秋田寄りに伸びつつある工事中のバイパスをみて、ふと気がかりなことがある。それは、いわゆる、町の空洞化現象です。せっかくの広大な敷地にドライブの休憩とお土産の手配に便利な「安藤醸造元・北浦本館」(醤油ソフトもおいしい)すらバイパスの陰に隠れてしまうことになるのです。
角館は、なんといっても見事な桜の美しい桧内川堤や武家屋敷周辺のしだれ桜の時期は、ものすごい観光客で賑わいがあるのは変わらないでしょう。とはいえ日々日常の人々の訪れは寂しくなるのでは?などと思うのは考え過ぎなのでしょうか。
さて、今冬は「平成18 年豪雪」に迫っています。そんな困った雪もスキー場にとっては、良好なコンディションをもたらします。秋田を代表するたざわ湖スキー場は、今シーズンの開場から絶好調。1月初旬には、あの黒森山の急斜面バーンも十分滑走できる状況でした。
もうすぐ、高校を卒業する娘とこうしてスキーに行くのも、最後のシーズンとなってしまいました(涙々)。思えば、幼稚園の頃からスキーを始め、スキーをはいて歩けもしなかったあの頃が懐かしい思い出。今やテクニカルプライズ(1級のひとつ上のランク)まで取得し、山頂から一緒にスタートすれば、あっという間に引き離されて、よれよれとついていくのがやっとの私。隔世の感である。3月までは、こうしてスキーを満喫したいものです。
さらに、長女は、冬休みに大学の部活の関係で長野のスキー場で居候生活をし、帰省したかと思えば、なんと成人式でした。晴れ着姿の娘をみて感無量の思い。こうしてどんどん子供たちは成長していくのでした。今春は、娘は二人とも関西圏での生活となります。なぜか、首都圏とはあまり縁がなく、関西と良縁があるのが、わが佐藤家の伝統(特徴)となってしまいました。それがきっかけで、大阪〜京都の旅に出かける楽しみもできました。
豪雪となった2013年。皆様、お足元の悪い中でございますが、是非、お口の健康を守るために定期的にクリーニングにお越しください。私たちも早朝から雪かきをし、アプローチを整備してお待ちしております。お気をつけて。