私の子育て日誌
ある日のこと。小学2年生の息子が「ママン、僕は今日9時に絶対寝る!」と宣言しました。普段はもっと寝るのが遅い彼、どうやらお友達が9時に寝ている、というのを聞いて影響されたようです。自ら進んでご飯の準備をしたり私に言われる前に宿題を片付けたりと、早く寝るため大張り切り。そして無事、9時に布団に入ると「やった!僕すごいよね」と嬉しそうな彼。(いたって普通のことかもしれませんが…)
そして眠りについたのですが、30分程経った頃布団の中から、小さーく「シクシク…」と泣き声が。どうしたの!?と聞くと「暑いよぅ…暑くて起きちゃったんだよ」とのこと。布団を被っていたせいで汗をかいてしまったようでした。汗を拭き、大丈夫だよと慰め、やっと落ち着き30分程経った頃、またしても「シクシク…」と泣き声が。今度は何!?と聞くと「眠れない…目が覚めたじゃないか!これじゃあ9時に寝た意味ないよ…」と本当に悲しそうに涙を流していました。何だか気の毒ではありましたが、ぷぷっと笑ってしまいました。それからというもの、「どうせ眠れないよ」と呆気なくやる気をなくし、あの日のように張り切ることのないまま、今日に至っています。なんて諦めの早いこと…。目指して!早寝早起き。けれど、彼はもちろん、目覚ましが鳴っても布団から出られない私の課題でもあるか、と思う今日この頃なのでした。(N.I)