「私の子育て日記」
小学二年生の息子が、最近「僕、ママンの手伝いする!」と言ってくれるようになりました。先日、帰宅して夕飯の準備をしていると「僕にもやらせて」と言うので、野菜の切り方を教えてみました。するとなかなか上手に切ってくれ、彼も「僕は料理の天才かも!」と異常に調子に乗っていました。そして、自分で作ったという嬉しさからか、普段は「僕、肉食だからなぁ…」と、あまり食べたがらない野菜も、もりもり食べてくれたのでした。これはいいぞ、と味を占めた私。次の日も夕飯の支度をしながら「おーい、料理の天才!」と彼を呼びましたがなかなか来てくれません。しつこく彼に声をかけていると「毎日はやらない」と言う気まぐれな彼。ええー?「手伝いするって言ったじゃん!」と私が言うと、「僕だって、疲れてるんだよ…」とのこと。料理の天才は一日でいなくなってしまいました。がっくり。けれど簡単には諦めません。彼用の包丁も買う予定、張り切ってお手伝いしてもらう作戦をあれこれ立てている私です。「ママン、ご飯できたよ!」と彼が作った料理を食べる日を目指して。(自分が楽をしたいだけ?)そんな日がくることを願う私なのでした。この気まぐれっぷりじゃ、先は長そうですが。(N.I)