究極のプロフェッショナルチーム
皆様は「ヘルスケア」という言葉を聞いたことがありますか?それは、人間の健康の維持、回復、促進などを目的とした諸活動について用いられる広範な意味を持った用語です。その一端を担うのが歯科医師であり、さらに私の専門とする「根の治療(歯内療法)」があります。激烈な歯の痛みを経験したことのある方もいるかと思います。それは、ほとんどが歯内療法の治療対象となります。歯の痛みで苦しむ人々を速やかに救い、痛みから解放するという崇高な役割を担っているのです。その治療の結果、患者さんと良好な信頼関係を構築する上でも大きく貢献する治療方法と言えるでしょう。それも、港町歯科クリニックのメンバーが一致団結してチーム医療を行うことで達成されます。
2012年10 月診療所宛に届いた一通のメール
根の治療を終えた方からでした。
『港町歯科クリニックの皆様にどうしても感謝の気持ちをお伝えしたく、このような形でメールをさせて頂きました。
結論から申しますと、あれほど長い間我慢していた歯の神経の痛みは、ほぼ完全に無くなりました。「この痛みは無いことにしよう」とか、「どうせ治らないならもう抜いてしまいたい」とか、「また歯医者さんに行っても治らないなら意味がない」と我慢して、諦め切っていましたが、本当に治りました。まさかこんなに完全に痛みが消えるとは。
私は今、当初の計画が二転三転してアメリカで仕事をしていますが、歯に関しては全く不安がありません。アメリカ名物の硬くて大きなステーキを500グラム程食べましたが、全く痛みませんでした。大好きな肉料理も、食べたら絶対痛みが出るからと食べられず、人と食事に出かけても歯が痛み始めてずっと苛々しながら楽しめずにいましたが、やっと食の楽しみを取り戻せました。これほど嬉しいことはありません。
佐藤先生の腕は本当に確かで、『この先生がベストを尽くしてダメなら本当にダメなんだろう』と不思議な安心感を感じながら治療を受けていましたが、期待以上の結果でした。来院すると次回の説明からまた新たなことがわかったり、『私が帰ってもいろいろと調べられているのだろうな』と感じました。しかも治療だけでなく、これだけの病院としての仕組みを作り、スタッフの方にもうまく仕事を任せ、見守って育てながら他の患者さんについての指示を出し、素晴らしい集中力で治療をされる姿は、究極のプロフェッショナルという感じで、大げさながら『人間ここまでやれるんだ!』という感想まで持ちました。
また、ここでお勤めをされていらっしゃる全てのスタッフさんにも心から感謝します。
目が回るような忙しさの中でも心配りを忘れず、悪くなれば相談に耳を傾けてくれ、良くなれば心から喜んでくれ、上辺だけでなく本当に患者である私に寄り添って対応してくれました。こうしていても皆さんのお顔が思い出せるほどです。
これだけの仕事をされていて、楽なはずがありません。絶対に大変な労力と精神力も使われているはずで、陰でどれだけの努力をされておられるのか、私には想像もつきません。時には弱気になったり疲れ切ってしまうこともあると思います。私は一人の人間としては、その苦労を知ることは出来ませんが、一つだけ確かに言えることは、「皆さんのお気持ちはこれほどまではっきりと患者に届いている」ということです。
はっきり言って感動しました。本当にありがとうございました。』
私たちの栄養の源(みなもと)
私たちは、普段から日々数々のミーティングや研修を重ね、診療に向かう力を向上させ続ける努力をしております。このメールの内容を全体のミーティング時に全員に伝えたところスタッフ一同、大変感動しました。この方に度々アシストについたスタッフは、嬉しくて涙を流して感激しておりました。
港町歯科クリニックでは、このように高くご評価いただいたことを、さらに励みにして診療に向かう気持ちを一丸とすることができたのです。このような患者さんからの感謝やお褒めの言葉は、私たちの力を発揮する「栄養の源」なのです。
何か良いことがあったら、是非、スタッフに伝えてやってください!院長からのお願いでした。