2012年ことはじ目
大雪です。秋田市は、平年の4倍の積雪量を誇っている今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
雪に慣れていない私たち秋田市民にしてみると、足下の悪さや道路状況に辟易する毎日と思います。豪雪地域の県南(横手)育ちの私も、さすがにこの雪と寒さに驚いています。
何より苦労するのは、官も民も除雪のお仕事かも知れません。それでも、北国の冬は、雪が情緒あるもの。少し楽しみながら、もう一踏ん張りがんばりましょう。
スキーヤーズ・ハイ
さて、私の2012年の幕開けは、スキー場でした。カウントダウン・ファイヤーワーク(花火)で乾杯をし、ぐっすり眠ったあとは、二人の若い女性とニセコの山をくまなく滑ってきました。全山スキーです。普段は、運動もせずにだらだらしているのに、なぜかスキーをやり出すとテンションが上がるようです。まさに、スキーヤーズ・ハイ!(ランナーズ・ハイ/長時間走り続けると気分が高揚してくる作用)
例年になく寒い日が続いたおかげでゲレンデは、引き締まったパッキングとコースと非圧雪地帯のふわふわパウダースノーを満喫してきました。雪の香りとかゲレンデの澄んだ空気は、何とも良いものです。お天気も良かったため視界良好で快適でした。今回は、お相手が勉強疲れのおかげでやや弱り気味の娘たちだったので、相対的に私が元気にバリバリ滑ることができたようで、いい気になっています。あと数回、たざわや安比スキー場に行こうかともくろんでいます。
久々の試験
ガラッと話題は変わり、それから程なく、東京で歯科学会の専門医試験を受験してきました。いったい、いつ以来の試験だったのでしょうか?
共通一次元年、定期試験、卒業試験、国家試験といろいろやってきましたが。この試験は、小論文60分と口頭試問30分でした。過去に小論文試験を受けた記憶はなく、娘の大学受験の小論文対策を参考にしました。それなりに勉強し準備を整えて挑んだのですが、一つの盲点がありました。それは、「目」でした。練習の時は、明るい手元ライトの下で書いていれば問題なかったのに、暗い教室では、自分で書いた字が良く見えないのです。ガーン、とショックを受ける間もなく、刻々と時間は過ぎますから、懸命に鉛筆を走らせました。で、どうにか書き上げました。ヒヤヒヤでした。さて、結果はどうなることやら・・・。
目がいのち
スキーでも、小さなギャップや起伏を感知するのに「目」が最重要ポイント。太陽の照りやかげりが大きく見える見えないを左右します。記述試験も、私の場合、キーワードが「目」でした。診療では、「目」の機能をルーペとマイクロスコープ顕微鏡で補っています。それでも、「目」が命、と感じた私は、一大決心をして・・・。
実は、2012年は、さまざまな観点から節目となる年と位置づけています。是非、皆様、港町歯科クリニックをご愛顧のほど、お願い申し上げます。