新年もハローライフ
新春、明けましておめでとうございます。
辰年です。私の父は、辰年生まれで「達」が名前についていました。彼が今の私の齢の時、私は21歳でした。大学3年生。
私はといえば、長女は、もうすぐ19 歳。大学1年生。私、五十を越えて、父の十三回忌も終え、いよいよ「老い」の影が忍び寄る年齢となったことを自覚してきたこの頃であります。
それでも、慢性的な腰痛があるものの、最近の超音波エコー検査では、肝・腎・膵・胆すべてクリアで健康でした。とは言え、○○○○(内緒!)が健康上の悩みです。
◆ 秋田さきがけ新聞の新連載小説
そんな折りに目についたのが、55歳からのハローワーク。はぁ?転職のことだろうか。いやいや間違いでした、「55歳からのハローライフ」でした。
12 月15 日から秋田さきがけ新聞に連載されている村上龍 作・画の連載小説です。
村上龍氏の著作は、芥川賞受賞の「限りなく透明に近いブルー」の激烈な描写が印象的でした。「13 歳のハローワーク」は、氏の130万部を超すベストセラーです。その後、いくつかの本を手にしましたが、「無趣味のすすめ」では、実に、私の考え方や趣味(?)と合っているので共感しております。
その小説連載にあたって載った記事に、次のような行(くだり)がありました。「ある程度の経済力、ある程度の社会的尊敬、それに信頼できる家族や友人とそのネットワーク、その3つのありがたさが、歳を取るにしたがって身に沁むようになる。」う〜ん、なかなか一般的には難しい条件です。そして、この小説は、「格差を伴って多様化した定年後」のサバイバル方法を物語として表現していくとのこと。
まだ、始まったばかりですが、これからの展開が楽しみです。
◆ 私たちの使命
先の3つの課題を考えてみると、確かに55歳までに残された時間が少なすぎるとか、すでに55歳をはるかに越えてしまった人は、どうするの?という問題に直面します。私自身は、これまで培ったいくらかの社会性やネットワークがあるものの、あと数年の猶予期間に、少しはバタバタあがいてみようかという心境でいます。
読者の皆様に私たち港町歯科クリニックができることは、なんと言っても、「健康支援のネットワーク」です。これは、3番目の条件に匹敵すると思っています。たぶん、サバイバルの最良の方法は、健康でいることでしょう。
「生涯健康、家族みんなが健康」をキーワードとして、健康サポートプロジェクトを実践しております。その一つが、この機関紙、未来健康通信であります。
北国の冬は、寒さ厳しく、雪が多い時がありますが、それでも、ぜひ、定期的なお口のクリーニングにお越しください。
冬の健康支援プロジェクトも行っていますので、そろそろクリーニングの時期になった皆様にお願い申し上げます。