〈私の子育て日記〉
急激に寒くなった今日この頃、手足が冷たい!と寒がる私が、7歳の息子の手足を触るとぽっかぽか。暖かーいと触る私に「僕、あったかマンだから、触っていーよ」と手を差し出してくれるなかなか優しい彼なのでした。そんな彼は小学校生活7ヶ月目に入り、文字を読み書きすることにも慣れてきたようで、最近よく本を読む姿を見るようになりました。お気に入りの本をぶつぶつと声に出しながら読み、余程おもしろいのか「あはは」と笑ったりしている姿を見て、本好きの私は嬉しく思っていました。先日もお気に入りの本を前に、「…と言ってました、でも…でした」など声が聞こえ、「あははー」と楽しげに笑っているので、そんなに面白いのかと思い後ろから覗いたところ…あれ?書いてる文字と違うことを言っている…実は彼は絵に合わせ、自分で話を勝手に作りその自分で作った話に「あはは」と笑っていたのでした。「読んでないじゃん!」と彼に言うと「いいんだよ!面白かったー」と本を閉じ、読書?を終了していました。ずっとこうだったのかと、ガックリと力が抜けてしまいま
した。本を手に取り、面白いと感じているのはいいことかもしれませんが、このままでいいのかちょっと心配。「字読めるんだから、ちゃんと読もうよー!」私の想いが届くのはいつになるでしょうか。(N.I)