植物の力
3月に引っ越しをして、最近私の家には以前にはなかったものが置いてあります。それは観葉植物です。正直、今まで植物や花には特別、興味はなく、実家で母がせっせと植物の世話をしているのを尻目に「虫がくる…」と若干冷ややかな目で見ていました。それでも一人暮らしを始めた頃一度部屋のインテリアにと母から1鉢わけてもらったことがありました。しかし、結果は無惨にも世話を怠り、枯れさせてしまい母に返品という形になりました。
それから数年、今の家に引っ越し、もう一度何か植物を置いてみようかなと思ったのはやはりインテリアという点からです。また、引っ越し祝いにと、知人から“トラノオ”という観葉植物をいただいたのがきっかけでした。いただいた“トラノオ”をリビングに置くと、味気がなかったリビングに緑が映えて雰囲気も変わりました。「おっ、いいかも」と思った私は、もう一つ背の高い植物をテレビの隣に置きたいと思い、また数年前と同じ様に母から“カボック”をわけてもらいました。また枯らすのではないかと、母から心配されながらも大丈夫と言ってもらった“カボック”は私のイメージぴったりにリビングに彩りを添えてくれました。
植物=虫=嫌いという図式を勝手に抱き、少し敬遠していた植物への概念も少し変わり、今では“カボック”から新しい若い芽(葉)が出てきて大きくなっている様子を毎日楽しんでいます。
また最近、知人から自宅の庭に咲いていたからと白いバラの花をいただき、一輪差しに飾っています。2~3日水を入れ替えたりしていると、小さかったつぼみが綺麗なバラになりました。まだつぼみの部分もありますのでしばらくは楽しめそうです。皆さんもお部屋に一つ緑を置いてみてはいかがでしょうか?(ナ)