〈私の子育て日記〉
6歳の息子がピカピカの一年生になり、間もなく一ヶ月が経とうとしています。ランドセルを背負い、黄色の帽子を被ると一丁前にお兄さんになったように見えるものの、てくてくと歩いている姿はまだまだ小さくランドセルもとても重そうで、大丈夫かな?と不安を感じる私でした。そして小学生の朝は早い…保育園の時より起床時間も早くなり、朝は今まで以上にバタバタで、あっという間に出発時間になってしまう毎日です。一人で外を歩く、ということが初めてのため、慣れるまでは途中まで、もしくは学校まで一緒に歩いてあげよう!と私も張り切っていました。いざ出発!学校までの道を二人で歩いていると、彼がピタリと止まり「ママン、ここでいーよ」とのこと。「え?まだほんの数十メートルしか歩いてないよ?まだまだ学校まで遠いよ?」と焦った私が言うと「大丈夫、僕一人で行けるよ!」と力強い言葉が返ってきました。一人で歩いたことなんてないのに…不安な私が「もう少し一緒に行くよ」「ほら、あそこまで一緒に行こう!」とくっついて行こうとしても「大丈夫」とのこと
。「ほんとぉ~?」とうだうだしている私の手を掴み、真っ直ぐ目を見て「だってママンもお仕事でしょ?遅れちゃうから早く行きな!大丈夫だよ!」と言い彼は一人で、何度か振り返り手を振りながら行ってしまいました。どっちが親か子か解らないような状況に、ふっと笑いながらも、彼の後ろ姿を見て嬉しいような少し寂しいような、複雑な気持ちになりました。親が思う以上にどんどん成長し、いろいろなことが出来るようになっているのだなぁと感じ、そんな彼を強く後押し出来る自分でいなくちゃなーと思った朝でした。学校は楽しいようです。夜「学校はいかがでしたか?」と聞くと「はい、いかがでしたー!」と元気に答えていました。(楽しかった、と受け取りました)頑張れ、一年生。
(N.I)