2011年 冬本番
●2011年 スキーシーズン
今シーズンも、この2月から4月くらいまで、残り3カ月ほど。趣味のスキーについて言えば、新雪用のファットスキーに挑戦した。
ファットスキーとは、簡単に説明すると、板の幅が広く、前と後ろが持ち上がった形状になっているのです。20センチほど積もった非圧雪の新雪ゲレンデを滑ると、スキー板が浮き上がるように滑る。浮遊感があるのです。圧雪したゲレンデは、かえって不向きなのですが、実に新雪は楽しく滑ることができました。
今年の降雪は、まさにファットスキー向けと言えるでしょう。
●雪の朝
話は変わって、当クリニックの日々の朝のこと。
自宅から院長室に到着する目安の時間は、7時20分頃。診療準備の業務が立て込んでいるときは、6時半頃には診療所に着いています。それが、今年のように雪の多いシーズンは、男手スタッフのみんなが協力して、7時半頃から雪かきである。駐車場は、地下水をポンプでくみ上げて散水し融雪しているが、それだけでは、間に合わず雪かきをやるのです。数人でテキパキとエリアに分かれて除雪を行っています。なので、除雪機もスコップ、雪押し(ラッセルとかママさんダンプとか)をいくつも用意しています。さらに、平成18年豪雪の後、除雪機械も準備したのですが、秋田の湿気が多く重い雪を飛ばすには、いまひとつ使い勝手が悪くて、人手による人力除雪が主体となっています。
皆様が朝診療にいらっしゃると、駐車場の真ん中に雪の山があるときに出くわすことがあると思います。その理由は、散水管が中央付近に配置しているため、そのあたりに雪を積み上げると、どんどん溶けていくからなのです。
駐車場が水浸しだったり、車を入れたら大きな雪の山があったりと驚いた方もいると思いますが、どうかそのような事情であることをご理解ください。
そうして、30分から大雪のときは1時間ほどの雪かきを行うと、どんな寒い日でも身体はホカホカになるのです。
私たちは、雪の中を当クリニックにお越しいただく皆様をお迎えするために毎朝このように整備をしているのです。
●雪かき顛末記
し、しかし、そこで1月中旬に大問題が発生。やはり忘れもしない平成18年、豪雪で雪かきしていたあの日と同じように、腰にピシッと激痛が走った!やってしまったと思ったのも後の祭り。またも、急性腰痛症(一般名/ギックリ腰、トホホである)になってしまったのです。
それからは、かかりつけ治療院に通い、腰にコルセットを巻いて、一生懸命に診療しております。とは言え、しばらく腰痛が完治するまで、スキーは禁止。きっと、このコラムが発行される頃には、治っていることを期待し、もう数回はスキーをしようと決意している今日この頃である。