スキー場
この1枚の写真には大きな特徴があるのですが、わかるでしょうか。
一見すると、一人乗りリフトだけの小さなスキー場に見えるかもしれませんが・・・。
答えは、木がない、という点です。この場所は、北海道のニセコスキーエリアの山頂(ニセコグランヒラフ側から見た山頂)で、ゴンドラで登り、さらにリフトを2本乗り継いだところにあります。(左側にうっすらと見えているのは、ニセコエリアのまた別のスキー場のリフト)
この部分は決して山を切り開いたわけではなく、元々大きな樹木がありません。
ニセコの山は標高がそれほど高くはないですが、地理的な影響からか森林限界があり、ある地点から上は丈の低い草木しか生えなくなっています。そのため、山頂付近はこのように辺り一面が滑り放題です。強風時ではすぐにリフトは止まりがちとはいえ、この開放感は格別です。
そして、ニセコといえばパウダースノー。世界的に有名となっていて、今や客の半数近くは外国人と言っても過言ではなく、プチ海外旅行気分もあったりします。周囲には温泉もたくさんありますし、ウインタースポーツに興味がある人はぜひ一度訪れてみてください。(K.S)