私の子育て日記

 わが家の6才の息子のところへも、無事サンタさんからプレゼントのおもちゃが届き、それからというもの、保育園から帰宅し寝るまで夢中で遊んでいる毎日です。クリスマスが近付くにつれ「サンタさんはどこから来るのか」「何でおもちゃをいっぱい持ってるのか」「どうして僕の家が分かるのか」など、子供ならではの質問を連発していました。
 そんなクリスマス前のある日、デパートへお買い物へ行きおもちゃ売場を歩いていると、アメリカ人とおぼしきおじいさんが、買い物カゴを手に持ち、買い物をしていました。赤いトレーナーを着て、白い髪と顔を覆う白い髭、恰幅がよくお腹がぽっこりとしたその姿が、サンタクロースのイメージそのもののおじいさんでした。私が「ねぇ見て、あれサンタさんじゃない?みんなにあげるおもちゃを選んでるんじゃない?」と言ったところ、純粋な彼はしばしじーっと見つめ、立ちつくしていました。そしてびっくりしたような顔で「…ほんとだ」とひと言。その後は「へぇ、みんなの分プレゼント買ってるんだねぇ」と言ってみたり、おじいさんに気付かれないように近付いてちらっとカゴの中を覗いては「ママン!サンタさんのカゴにクリスマスのやつ入ってた!」と興奮してみたりと、そのサンタさん(ただのおじいさん)に興味津々でした。帰宅してからも「今日サンタさんに会ったねぇ」と何度も嬉しそうに言っていました。ほんの冗談のつもりで適当に言った自分のひと言を、純粋に信じている彼を見て微笑ましいと思いながらも、ちょっと心苦しいような気もする私でした。
 来年は小学生になる彼、面倒くさいことや私にやってもらいたいことがあると「僕ちっちゃいからできないよー」と言い、私が「子供は寝る時間」「子供は食べられない」というようなことを言うと「僕もう大人になったからいいんだよ」と言ってみたり…大人と子供を上手く(ズルく?)使い分けている最近の彼です。(N.I)

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