猫の病院
先日、実家に帰り、愛猫の1年に1回の予防接種に行ってきました。毎年7月がうちの猫の予防接種月になっており、この時期には実家の両親の仕事が忙しい為、私が毎回、帰省して連れて行く役目になっています。
キャリーバックに入れて、ただ連れて行くだけですから、造作もないように思いますが、普段車に乗ることのないうちの愛猫にとっては年に1回の一番嫌な日。車に乗せてから病院に着くまで大パニックです。しかも病院までは車で40分近くかかる上、うちの実家には猫が2匹いて、すごく仲が悪く、別々に連れていかないといけません。去年は私一人で2往復する羽目になりました。幸い今年は1匹で済みましたが、車に乗せて動きだした途端ニャーニャーニャーニャー。あまりに悲痛な泣き声で、仕方なくキャリーから出してあげると、今度はウロウロしながらたまに変な声で鳴き、アゴがはずれたのかと思うくらい口を開けて、閉じません。閉じるのを忘れるくらいパニックなのだと思います。
途中何度も車を止めて、話しかけて、撫でてあげて、なんとか病院に到着しましたが、猫にとってはそこも気の休まる所ではありません。知らない人に知らない場所で、回りには犬や他の猫もいて、ワンワン、ニャーニャー。もう本物の借りてきた猫状態で、キャリーの中でピクリとも動きません。緊張のせいか肉球からは汗がびっしょり。愛猫のためとはいえすごく可哀想な気持ちでいっぱいでした。
先生に診ていただき、今年も問題なく予防接種を受けることができ、一安心。毎年私も猫にとっても大変なイベントですが、健康に長生きしてもらうためにもこれからも頑張ろうと思いました。(ナ)