私の子育て日記
ある日の夜、寝室から何やら声が、耳を澄ますと「〜様〜」「〜様ぁ」と言っているようです。
今度は何をしているのかと行ってみると、敷布団の下に頭から足まで入り込んだ彼が「お布団様ぁ〜」と言っているので、「どうしたの?」と手を掴んで引っ張りだしてやると、お布団様につぶされるところだったとのこと。「ふぅ助かった」と彼は寝室から去っていきました。お布団様?意味は解らないままですが、日々こんなことばかりしている5才の息子です。
先日、そんな彼と一緒に野外での音楽フェスティバルに参加して来ました。今年は天候にも恵まれ、二日間気持ちよく過ごせました。2才の頃から毎年参加している彼はもう慣れたもので、「次は何観る?」「こっちに行ってみよう」など、おやつやおもちゃを入れたリュックを背負い、会場マップを見ながらスタスタと歩く姿はとても様になり頼もしかったです。そしてステージで演奏が始まると、ジャンプしたり手を挙げたりかけ声をかけたり、気分が乗ってくるとエアギターをしてみたりと、彼なりにとても楽しんでいる様子でした。周りのお客さんも子供には優しく、笑顔を向けてくれたり彼にハイタッチをしてきてくれたりするので、彼は更にノリノリ、私まで嬉しくなりました。そんな彼がステージを観ながら一言「僕がギターひいてお歌を歌う人になったらどうする?」。私が「いいよ!応援するよ!」と答えると「えー、そしたら遠くに行かないといけないから、一緒にいられないんだよ、いいの?」とのこと。そんな事今から心配されても…すっかり一丁前な彼でした。去年までは、少し歩くと抱っこにおんぶで大分大変でしたが、今年は二日間それほどぐずることもなくタフな彼を見て、5才児の体力に驚き、成長を感じました。頼もしいぞ、男の子!
舞い散る桜の花びらが綺麗でした。(N.I)