母の味
恥ずかしながら、最近になって少しずつではありますが料理を始めました。美味しく作れると自信ができ、次もつくろう!という意欲が湧きます。そしてレパートリーが増えていくことがちょっとした楽しみになっています。また最近は、母と「これは何で味付けしているの?」「どぉやって作ったら良いの?」という会話が増えてきました。聞いたとおりに作ってみてもなんとなく味が違ったり、形が不恰好だったりするため、つくづく母の味に勝るものはないと思ってしまいます。本を見ながら自分で作って食べるのも美味しいですが、ひとりで食べるのはなんとなく味気なく、箸が進んでいくにつれ少し寂しくなったりもします。私にとって実家に帰って母の味を楽しむことが仕事を続ける糧となっていることは確かです。今はまだ基本的なことを特訓中ではありますが、いずれは家族や自分の健康を考えみんなにおいしいと料理ができたら良いなと思っております。(ma)