セピア色の私?
唐突ですが、セピア色とはどのようなイメージでしょうか?一般的にセピア色というと、色あせた・古い・昔、をイメージする時に使用される事が多いと思われます。以前、息子があるスポーツ大会に参加した時の事、知り合いの人が息子の勇姿を写真に撮ってくれました。その写真を受け取った時私は「あらっ!!凄い」闘っている息子がすごく強く見えるのです。それは、カラー写真ではなく、白黒写真だったのですが、なんとも迫力のある、その場の緊張感まで伝わって来る様でした。私は感激しました。カラーの写真が当たり前で、色鮮やかで美しく見えると思っていたのですが、目先というか表面の色だけを見ていただけで、その場の空気とか感覚が見えなくなっていた事に気付かされました。美しいものは美しい物なのですが、私はセピア色の中に映し出される興奮、感激、思い、など白黒写真と同じように色あせる事なくいつまでも輝いている事の出来る自分でありたいと思っております。(e)